Mumps
おたふく(流行性耳下腺炎)
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おたふく(流行性耳下腺炎)
おたふく(流行性耳下腺炎)の原因になるもの
ムンプスウイルスというRNAウイルスが原因の感染症です。
どんな症状を引き起こすか
発熱と耳下腺の腫脹、疼痛が主な症状です。
年齢が若いほど症状が軽症であり成人してから感染すると高熱や痛みが強い場合があります。
また腫脹する耳下腺も両側ではなく片則の場合もあるため診断に苦慮する場合もあります。
感染経路、潜伏期間
唾液中にウイルスが排出するため、飛沫感染が中心です。
潜伏期間は18日前後であるが、耳下腺の腫脹前から感染力があるため注意が必要です。
治療
特異的な治療薬が存在しないため、発熱や疼痛に対しての対処療法が中心です。
感染後に起こる病気
合併症として報告されている疾患は、髄膜炎、脳炎、急性膵炎、精巣炎、紫斑病、顔面神経麻痺などが報告されています。
ただ小児などで感染をきたした場合問題となるのが難聴で1000人に1人とかなり高確率で出現するため、ワクチンによる予防が推奨されています。