urinary retention
おしっこが出ない
おしっこが出ない
チェックポイント
→ 当てはまる項目があればすぐに相談か受診を
ちょっとアドバイス
おしっこの回数や量には個人差があったり、夏など汗をよくかく時期にはおしっこの量が少なくなったりしますが、おしっこが出ない時には、十分な食事や水分摂取ができず脱水症状になっている場合が多いです。
おしっこが出ない場合に注意したいことは、ぐったりして意識が朦朧としていないか、発熱が無いか、からだのむくみといった全身の状態です。
原因によっては、心臓や腎臓の病気が隠れている場合があるので、症状が続いた時はクリニックへ受診してください。
こんな病気があるかも
- 脱水症
- 心臓、腎臓の病気
- 尿路感染症
など
ホームケアのポイント
おしっこが出ない原因は大きく分けて2つあります。
1つ目が「おしっこを作ることができない」2つ目が「おしっこを作ることができるが、おしっこが出せない」です。
おしっこを作ることができない場合は、おしっこを作るために必要な水分や電解質が不足していることが主な原因です。
お子さんが好きなものや飲みたいものであれば、ジュースなどでも構いませんので、水分を積極的にとるようにしましょう。
水分がなかなか取れない場合は、ティースプーン1杯ほどの水分を5~10分程度時間を空けて少しずつ口に含ませるようにしてください。
また母乳やミルクを飲む際の吸い込みには思ったより体力を使いますので、スプーンで飲ませるようにしてください。
おしっこを作ることができるが、おしっこが出せない場合は、男の子の場合はおちんちんの先が腫れたり、膿が出たりしておしっこの通り道に細菌感染が起こる尿路感染症を起こしていることもあります。
また女の子の場合でも、膀胱炎や尿路感染症を起こしていることがあるので、気になる場合には早めに医療機関を受診するようにしてください。